リオネル・メッシ

ジョーダンブランドを採用、パンツのデザインは『黄金期のブルズ』を踏襲

今夏、サッカー界で最大のスター選手であるリオネル・メッシがバルセロナを離れてパリ・サンジェルマンに新天地を求めた。スター選手が移籍すれば、そのユニフォームの売上が急増するのは、競技を問わずどのスポーツでも起きること。メッシほどのスーパースターであれば、その効果は計り知れないものがある。

そこで恩恵を受けているのがバスケ界のレジェンド、マイケル・ジョーダンだというのは少々不思議な気もするが、長らくナイキのユニフォームを使用していたパリ・サンジェルマンは、今シーズンからジョーダンブランドを採用したばかり。そのタイミングでメッシが移籍してきた効果は絶大だ。

フランスのリーグアンはすでに開幕しているが、移籍決定が遅かったメッシのデビュー戦は今週末と言われている。それでもユニフォームは売れに売れ、『Business Insider』によればパリ・サンジェルマンはメッシの30番のユニフォームで1億4000万ドルを売り上げたそうだ。ジョーダンに入るロイヤリティは5%。移籍決定から2週間で700万ドル(約7億8000万円)を稼いだことになる。

パリ・サンジェルマンのユニフォームで一つ面白いのは、パンツのサイド部分のラインの特徴的なデザインだ。これはジョーダンがプレーしていた頃のブルズのデザインを踏襲したもの。ジョーダンにとっても思い入れの強いチームになるに違いない。