チームの一致団結を実感するジェームズ・ハーデン「新人のような気持ち」

2016/09/23
NBA&海外
164

写真=Getty Images

チームメートとの自主キャンプで手応えをつかむ

サンダーからロケッツに電撃トレードされて早5年、ジェームズ・ハーデンはNBAを代表するスター選手に成長し、今では自他ともに認めるロケッツの顔となった。

そのロケッツは昨シーズン41勝41敗を記録し、西カンファレンス8位で何とかプレーオフに滑り込んだものの、ファーストラウンドでウォリアーズに完敗。今オフ、ここ数年間ハーデンと不仲と言われていたドワイト・ハワードがフリーエージェントとなってチームを離れ、名実ともにロケッツはハーデンのチームとなった。

今夏ロケッツと4年1億1800万ドル(約118億6200万円)という超大型契約を結んだハーデンは、オフの間も身体を動かし続け、ロケッツに移籍してから一度もやっていなかったチームメートとの自主キャンプを実施して団結を強めた。

『chron.com』に応じたハーデンは、昨年のトレーニングキャンプ前の精神状態と今年のそれとの違いについて「全然違う」と語った。

「今年は、ヒューストンに来てから一度もやっていなかったことをしたんだ。とにかくチームメートと意思疎通を図って、コート内外でお互いを理解し合う努力をした。きっと、今回の経験が僕たちをこれまでより良いチームに変えてくれると思う」

7月中旬にはラスベガスで、8月にはマイアミでミニキャンプを張ったことを明かしたハーデンは、「全員が同じ目標を見ている」と話し、昨年までのチームとの違いを強調。

「ベガスとマイアミで皆と練習して、チームとして一つになりたいと思ったんだ。コートの外で良い関係を築ければ、それがコート内にも生きてくる。練習して、一緒にコンサートに行ったり、夕食を食べたり。こういう経験がコートで生きてくる。今年の夏を通して、チームが一致団結できたと思うね」

ハーデン自身のコンディションも、昨年のこの時期とは大きく異なる。一年前は足首の負傷で調整が遅れたが、今年はオフに恒例となっている旅行前から練習を始め、休暇から戻ってからも精力的に身体を動かしているという。

「今年は夏の間もずっとトレーニングしていた。それは昨シーズンが酷いもので、2年続けて同じ思いを味わいたくなかったからだ。今年は心身ともに整えたくて、ジムで身体を動かし続けていた」

昨シーズンはハーデンを含む主力がプレシーズン中に負傷し、開幕ダッシュに失敗した。上々のコンディションでトレーニングキャンプを迎えられる状態に満足しているハーデンは、「新人選手のような気持ち」と、現在の心境を語った。

「週末からトレーニングを初めて、新たな旅に出られることに興奮している。トレーニングキャンプは長いし、疲弊もする。もう8年もやっていることだからね。でも、全員が同じページを見ている状態で、より大きな目標に向かって進むもうとしているんだ。今は、まるで新人選手のような気持ちだよ」

あどけなさが残り、トレードマークのヒゲもまだ控えめだったルーキーイヤーのハーデン。