ケビン・デュラント

東京オリンピック決勝戦でもゲームハイの29得点を記録

ネッツのケビン・デュラントが4年1億9800万ドル(約217億8000万円)の契約延長に合意すると『ESPN』が報じた。

ネッツに加入した2シーズン前は2019年のNBAファイナル第5戦で負ったアキレス腱断裂のリハビリのために全休した。今シーズンもハムストリングスの負傷や新型コロナウイルスの影響でレギュラーシーズンは35試合の出場に留まったが、平均26.9得点、7.1リバウンド、5.6アシストを記録して存在感を見せた。

プレーオフではさらにパフォーマンスを向上させ、平均34.3得点、9.3リバウンド、4.4アシストを記録。『GAME7』までもつれたバックスとのカンファレンスファイナルでは、第5戦で49得点17リバウンド10アシストのトリプル・ダブルを達成し、延長の末に敗れた第7戦では53分フル出場して48得点を挙げるなど、ネッツを一人で引き上げた。

さらに本日行われた東京オリンピック男子バスケットボール決勝戦でも、ゲームハイの29得点を挙げてアメリカをオリンピック4連覇に導き、世界最高のスコアラーであることを証明した。

ネッツはデュラントとジェームズ・ハーデン、カイリー・アービングの『ビッグ3』を中心としたチームだが、昨シーズンはケガの影響もあり、万全な状態で3人が揃って出場することはほとんどなかった。アービングとハーデンもこのオフシーズンに契約延長が可能なため、2人の動向に注目が集まる。