ジュリアス・ランドル

平均24.0得点、10.3リバウンド、5.9アシストはいずれもキャリアハイの数字

ニックスのジュリアス・ランドルが4年1億1700万ドル(約127億5300万円)の延長契約に合意したと『ESPN』が報じた。基本契約は1億640万ドルだが、この契約にはインセンティブが含まれており、ボーナスをすべて獲得した場合は1億2200万ドル以上に及ぶと言われている。

ランドルは来シーズンの契約満了を待てば新たに2億ドルの契約を結ぶこともできた。それでも、現在の1980万ドルの年俸を2021年から22年まで延長したことで、ニックスは財政的な柔軟性を持ってロスターを形成することができるようになった。

7年目を迎えたランドルは平均24.0得点、10.3リバウンド、5.9アシストといずれもキャリアハイの数字を残し、最も成長した選手に送られるMIP賞を受賞した。そして、長年低迷したチームを8年ぶりにプレーオフへと導いた。

ポストシーズンではランドルがレギュラーシーズンのような活躍ができず、ホークスの前にファーストラウンド敗退。それでも、ニックスを長い低迷から抜け出させた彼は、ニューヨークの多くのファンから支持を得ている。大型契約を締結し、ランドルは覚悟を持って名門復活のミッションへと挑む。