馬瓜ステファニーは8得点5リバウンドの活躍
3人制バスケットボール『3×3』女子日本代表は、今日の初戦で中国に完敗を喫したが、イタリアと対戦した2戦目は22-10でのKO勝ちとなった。
日本は試合のファーストプレーからイタリアのガードにダブルチームを仕掛けるなど、アグレッシブなディフェンスを見せる。高さで劣る分、インサイドでもイタリアに対し2人がかりで抑え簡単にはシュートを打たせない。
出だしで良いディフェンスを見せた日本だったが、オフェンスではなかなかシュートを決め切ることができずに得点が伸びない。スピードで相手を振り切ってもフィニッシュを決めきれず我慢の時間が続いたが、ディフェンスでは高い位置から激しく当たってポゼッションを奪ったり、12秒バイオレーションを誘発するなど、苦しい時間を耐えしのいだ。
西岡里紗のスクリーンを使って篠崎澪が2ポイントシュートを沈めて4-1とリードを広げると、時間が経つにつれて日本はシュートタッチを取り戻していく。馬瓜ステファニーのジャンパーに篠崎のステップバックシュートも決まり、日本が10-3とペースをつかむ。さらに、残り約3分半でイタリアを7ファウルに追い込むことに成功した。その後のイタリアは疲労に加えてフラストレーションを溜めながらプレーするのに対し、日本は相手が激しく当たれないところを突いて積極的にアタックし得点を重ねた。そして、ステファニーの2ポイントシュートで22点目を獲得しKO勝ちを収めた。
これで通算戦績を4勝2敗とした日本は明日の13時半から予選ラウンド最終戦となるアメリカ代表との試合に挑む。