ギリシャの怪物がNBAで9番目の高給取りに
バックスのヤニス・アデトクンボが、チームと4年1億ドル(約100億円)もの大型契約に合意したと報じられた。
チームからの正式発表はまだ出ていないが、『Hoopshype』によれば、新契約が始まる2017-18シーズン、アデトクンボはNBAで9番目の高額年俸選手になるという。『eurohoops.net』の調べでは、現時点での同シーズン最高年俸はレブロン・ジェームズ(キャバリアーズ)の3328万5709ドル(約33億8300万円)で、以下のように続いている。
マイク・コンリー(グリズリーズ) – 2853万608ドル(約29億円)
ラッセル・ウェストブルック(サンダー) – 2829万9399ドル(約28億3000万円)
ジェームズ・ハーデン(ロケッツ) – 2829万9399ドル(約28億3000万円)
デマー・デローザン(ラプターズ) – 2773万9975ドル(約28億2400万円)
ケビン・デュラント(ウォリアーズ) – 2773万4405ドル(約28億2300万円)
アル・ホーフォード(セルティックス) – 2773万4405ドル(約28億2300万円)
カーメロ・アンソニー(ニックス) – 2624万3760ドル(約26億7100万円)
デイミアン・リラード(トレイルブレイザーズ) – 2615万3057ドル(約26億6200万円)
クリス・ボッシュ(ヒート) – 2528万9390ドル(約25億7400万円)
NBA4年目にして超大型契約を勝ち取ったギリシャ出身のアデトクンボは、211cmという長身にもかかわらず、ポイントガード並のハンドリングスキル、視野の広さを持つ選手で、今シーズンはポイントガードで起用される可能性もある規格外の選手だ。
2017-18シーズンの年俸額は、19年目のダーク・ノビツキー(マーベリックス)と同額で、非アメリカ系選手としては史上最高額だという。
欧州出身選手として史上初のシーズンMVPを2007年に獲得したドイツのレジェンドと早くも肩を並べた『グリーク・フリーク』(アデトクンボの愛称)が、新契約と同様にスケールの大きなプレーを披露し、新たなポイントガード像を作り出すシーズンとなるかもしれない。