ザック・ラビーン

ブルズの選手としては4人目のオリンピアン

ブルズのザック・ラビーンは、今月下旬に開催される東京オリンピックに出場するアメリカ代表に選出された。

ラビーンは今大会に臨むチームUSAの中で、唯一人NBAでのプレーオフ経験がないが、彼に寄せられる期待は大きい。ラスベガスでの代表合宿中の会見で、ラビーンは「チームにエネルギーをもたらしたい」と、オリンピックに向けて意気込みを語った。

「チームにはスコアリング能力の高い選手が揃っている。自分自身でいることも大切だろうけど、僕はチームにエネルギーをもたらしたい。自分は複数のポジションを守れるし、身体能力だって高い。コートに出れば、エネルギーをチームにもたらしたい。僕の得点力に関しては知られているけど、ポップ(グレッグ・ポポビッチ)から出番を与えられた場面で、試合の流れを変えたい」

ラビーンは、「特にディフェンスに力を入れたい」とも話した。「今も練習で守備に力を入れている。これが、来シーズンの自分にも繋がると思っている」

ブルズの選手では、マイケル・ジョーダン(1984、1992)、スコッティ・ピッペン(1992、1996)、ジミー・バトラー(2016)以来のオリンピアンとなるラビーンは「とても名誉なこと」と、代表選出を喜んだ。

「素晴らしい選手と一緒に選ばれたのは、本当に素晴らしいことだと思う。チームの勝利に貢献したいという思いだけ。個人の賞は関係なくて、国、自分自身、家族を代表してプレーするわけだから、金メダルを獲得するために力を尽くす」