ルカ・ドンチッチ

『バスケットボール親善大使』とみなす郡政委員会が承認

マーベリックスのルカ・ドンチッチは史上最年少でオールNBAファーストチームに2シーズン連続で選出され、トリプル・ダブルの回数でマブスの歴代トップに君臨している。今年のNBAジャージーの総売り上げでもレブロン・ジェームズに次ぐ2位となり、22歳にして名実ともにNBAトッププレーヤーであることを証明している。

そんなドンチッチにまた新たな称号が加わった。マブスが本拠地を置くテキサス州ダラス群はドンチッチのコート内外での功績を称え、7月6日を『ルカ・ドンチッチの日』に制定したのだ。

ドンチッチをはじめとするマブスの選手たちは新型コロナウイルスのパンデミック対策の最前線で活躍する医療従事者のために、育児支援として50万ドルを寄付した。また、ドンチッチとマブスのオーナーであるマーク・キューバンは2月に発生した暴風雪の復興支援のために125万ドルを寄付している。こうした慈善活動を積極的に行うドンチッチを 『バスケットボール親善大使』とみなしているダラスの郡政委員会が承認し、クレイ・ジェンキンス判事が可決したことで正式に決定した。

ドンチッチは自身のTwitterで「ダラス郡とMFFL(Mavs Fan For Lifeの略)のみんな、このような栄誉をいただきありがとうございます」と感謝の意を発している。

ドンチッチの爆発的な活躍があってもチームが勝てない日々が続いた際、ドンチッチはクラブのフロントに不満を持っているとのニュースが報じられた。クラブはダーク・ノビツキーをスペシャルアドバイザーとして迎え、ジェイソン・キッドをヘッドコーチに招聘し、改革を進めている。当然ながらクラブは『第2のノビツキー』として、ドンチッチがフランチャイズプレーヤーになってほしいと願っている。『ルカ・ドンチッチの日』が制定されたことは、その実現を手助けする一つの要素となりそうだ。