一度は引退を示唆も再契約を希望か?
ベテランのルー・ウィリアムズは、2020-21シーズン途中のトレードでクリッパーズからホークスに移籍した際、あまりのショックに「昨日は引退も考えた。球団のために全力を尽くしてきたのに、目が覚めたら一瞬でそれが変わって、もうプレーできなくなった」と、落胆した。
だが、若い選手の多いホークスでもシックスマン、ゲームチェンジャー、ロッカールームのリーダーとしてチームに力を与え、エースのトレイ・ヤングらとともに東カンファレンスファイナル進出に貢献した。
バックスとのシリーズに敗れ、シーズン終了となってから一夜明け、ウィリアムズはInstagramに『災い転じて福となす』という表現で、ホークスへの感謝を表した。「再び自分を歓迎してくれたアトランタにありがとうと言いたい。チームメートも、スタッフも最高だった。愛している」
ウィリアムズは今シーズン終了後に現在の契約が満了となり、フリーエージェントになる。今年の10月に35歳になるとはいえ、ホークスでも平均10.0得点を記録し、まだまだスコアラーとして活躍できる上に勝負強さも併せ持っているため、複数のチームが獲得を検討するだろう。ウィリアムズ本人は、前述の投稿に「#thinkimcomingback(復帰も検討)」というハッシュタグをつけるなど、ホークスとの再契約に前向きなことを示唆している。
ベテランがどのチームのジャージーを着て2021-22シーズン開幕を迎えるのか、オフの動向に注目が集まる。