ドリュー・ホリデー

「今までに感じたことがないくらいうれしい」

現地3日にアトランタで行われた東カンファレンスファイナル第6戦、バックスvsホークスの一戦は、クリス・ミドルトンが32得点、ドリュー・ホリデーが27得点9リバウンド9アシスト4スティール2ブロックを記録したバックスが118-107で勝利した。シリーズを4勝2敗で突破したバックスは、1974年以来のNBAファイナル進出を果たした。

エースのヤニス・アデトクンボが膝の負傷で欠場したものの、前半はホリデーが中心となってリードを保つと、第3クォーターだけで23得点を奪ったミドルトンの爆発により、リードを大きく広げてファイナル進出を決めた。

試合後にコートで行われたカンファレンス優勝セレモニーで、指揮官のマイク・ブーデンホルザーは「ウチの選手たちには、ファイナル進出が相応しい」と、選手たちを労った。

アデトクンボ不在の穴を完璧に埋めているミドルトンは「チームメート、コーチからアグレッシブにプレーするように言われた。自信を持ってシュートを打って、正しいプレーを心がけたんだ」とコメント。「ウチは全員が努力し続けてきた。日々の練習を怠らずにやってきた。全員が準備を整えていて、全員が集中を切らさずにやっている。お互いが、お互いのためにやっている。それがすべて」と、続けた。

優勝のために球団が大型トレードでペリカンズから獲得したホリデーも、1年目からチームの期待に応える大活躍を見せている。カンファレンスタイトルを獲得後、ホリデーは「今までに感じたことがないくらうれしい。ここにいる全員がこの舞台に立つこと、そしてNBAファイナルでプレーすることを夢に見てきた。本当にうれしい」と、興奮した様子で語った。

そして、一足先にファイナル進出を決めていたサンズにとのシリーズに向けて、こう語った。「チームのみんなを心から誇りに思う。みんな、次はフェニックスでも勝とう!」

カンファレンス優勝気分のチームに水を差すようだが、おそらくファイナルもアデトクンボ不在で戦わなければならない。この勢い、そして熟成されたチーム力でサンズに勝てるかどうか、今シーズンのNBAファイナルも面白くなりそうだ。

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