「自分の中の勝負をしたいという気持ちに火が付いた」
群馬クレインサンダーズは今日、新たなヘッドコーチにトーマス・ウィスマンを迎えたことを発表した。
群馬はB1昇格を果たした今オフにチーム刷新を実施。契約満了とともに退団した平岡富士貴ヘッドコーチは、新潟アルビレックスBBのヘッドコーチとなることが昨日発表されている。
ウィスマンは日本での指導者経験が長く、Bリーグ初年度の2016-17シーズンには宇都宮(当時は栃木ブレックス)を率いてリーグ初のタイトルを獲得。その後は横浜に移ってクラブのアドバイザーを務め、途中からヘッドコーチとしてチームを率いた。今シーズンはアースフレンズ東京Zでチームコンサルタントを務めていた。
就任に際してウィスマンは次のようなコメントを発表している。「正直なところ、今シーズンはヘッドコーチとしての仕事を優先的に探していたわけでなないのですが、吉田GMと話をして、彼のビジョンや彼の編成を聞いて、自分の中の勝負をしたいという気持ちに火が付き、このクラブの一員になりたいとすぐに思いました。素晴らしい機会があり、素晴らしいオーナーシップがあり、素晴らしいファンがいるクラブには、素晴らしい未来が待っています。早く皆さんと一緒にこのクラブをB1トップに築き上げていく事が待ち遠しいです」
B2で圧倒的な強さを示したチームが、オフに再び積極補強を行い、B1でどんな戦いを見せるのだろうか。