ボビー・ポーティス

「チームに力を与える、それが自分の役割」

今シーズンからバックスでプレーしているボビー・ポーティスは、これまでに所属したブルズ、ニックスと比べて、今のチームは「大きな家族のような関係で繋がっている」と、ホークスとの東カンファレンスファイナル第3戦後に語った。

第3戦でのポーティスは、ベンチから16分の出場でフィールドゴール12本中7本を決めて15得点を記録。バックスはクリス・ミドルトン(38得点11リバウンド7アシスト)、ヤニス・アデトクンボ(33得点11リバウンド4アシスト)らの活躍もあり、113-102で勝利を収めた。

ポーティスはチームを引っ張るミドルトンとアデトクンボについて「彼らがオールスターレベル、スーパースターレベルの選手なのは、それだけ何かを犠牲にしているから。自分も彼らをお手本にして、自分の役割に徹している。家族との時間、外出する時間、そういう部分も含めて、彼らは優勝するために何かを犠牲にしている」と、称えた。

ポーティスがブルズ、ニックスでプレーしていた当時、両チームはプレーオフ進出も望めない低迷期の真っ只中にいた。当然ながら、強豪のバックスでプレーするのとは雲泥の差があった。ポーティスは「このチームでは、全員が重要な役割を担っている。この環境のおかげで、日々感謝できている。チームメートがそれだけ集中してバスケットボールに取り組んでいると、自分もやらないといけない気持ちになる。チームメートをがっかりさせたくないからね」と言う。

ポーティスは自身の役割を「チームに力を与える、それが自分の役割」とコメント。「自分はガソリンスタンドのような存在。常にエネルギーを与えられる。常に自分のプレーを心がけて、チームに力を与える。ベンチから良い流れを作り出す。それが自分の役割で、常にベストを尽くしているよ。仮にシュートが決まらなくても、全力でプレーする。このリーグで選手に求められることさ」