富樫勇樹

スピードとシュート力を武器にリーグを席巻、千葉で7シーズン目に

千葉ジェッツは今日、ポイントガードの富樫勇樹との2021-22 シーズンの選手契約が基本合意に至ったことを発表した。

富樫は新潟県出身、27歳のポイントガード。高校からアメリカでプレーしていたが、日本に戻って秋田ノーザンハピネッツでプロデビュー。Gリーグ挑戦を経て2015年から千葉でプレーしている。身長167cmと小柄ながら、スピードとシュート力を武器にBリーグを席巻し、千葉を強豪チームへと引き上げた。在籍6年目となる今シーズンはBリーグ初優勝を果たしている。

日本代表でもその存在感は大きく、大型化を推し進める中でも富樫は『特例』的にサイズがなくても主力のポイントガードに定着。2019年のワールドカップはケガで欠場したが、この夏のオリンピックでは司令塔としてチームを引っ張るものと見られる。

富樫は契約延長のリリースでこうコメントしている。「千葉ジェッツふなばしに関わる全ての皆さん、いつもサポートして頂き本当にありがとうございます! もう言いたい事はわかっていると思います。やってやんよ!!!!!!」

先週には大野篤史ヘッドコーチの残留も決まっており、来シーズンもこのコンビが千葉の強さのベースとなりそうだ。