松脇圭志

今シーズンは新人ながら60試合のうち33試合で先発出場を果たす

三遠ネオフェニックスは今日、松脇圭志を獲得したことを発表した。

松脇は185cm85kgのシューティングガードで、日本大4年の2019-20シーズンに富山グラウジーズに特別指定選手として加入したが、昨シーズンは新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断したこともあり1試合の出場に留まった。それでも、オフシーズンにハードワークを重ねて指揮官からディフェンス面での信頼を勝ち取り、今シーズンは開幕から先発メンバーとして出場した。今シーズンは60試合すべてに出場し、そのうち33試合で先発を務めて、平均5.2得点、1.4リバウンド、1.5アシストを記録。身体を張った泥臭いプレーやディフェンス面でチームに貢献するだけでなく、大学時代には関東大学リーグ戦で3ポイントシュート王に輝いた経歴を持つなど、攻守ともに存在感を発揮できる選手だ。

三遠の東英樹GMは、松脇について次のコメントをしている。「中学、高校と『日本一』を決める決勝の舞台で絶えずシュートを決めて来た選手です。大学時代もそのシュート力で3ポイント王になっています。フェニックスにとって必要な3ポイントシュートの決定力不足を確実に補ってくれることは間違いありません。ディープスリーを武器に、コンボガードとして縦横無尽にコートで活躍してくれると確信しています」

松脇はクラブを通して、次のコメントを発表している。「このチームに迎え入れていただいたこと、プレーさせていただけることを大変光栄に思います。このような大変な状況下でバスケットをできることに感謝して、若さを生かしたプレーでチームの勝ちに貢献できるように頑張ります! ブースターの皆さんと早くお会いできるのを楽しみにしています」