ヤニス・アデトクンボ

「今は相手が2勝0敗の状態だけど、落ち込んでいない」

現地7日にバークレイズ・センターで行われたバックスvsネッツの東カンファレンスセミファイナル第2戦は、ホームのネッツが125-86で完勝した。

シリーズ連敗スタートとなったバックスは、ミルウォーキーでの第3戦に向けて気持ちを切り替える必要がある。ドリュー・ホリデーは「負けるのは腹が立つ」と、試合後の会見でコメント。だが、大量点差での完敗に気を落とすことなく「この時期は、そんなことを言っていられない」と、すでに意識を第3戦に向けている。「集中しないといけない。今日の試合映像を見て、特にディフェンスを改善しないといけない」

エースのヤニス・アデトクンボも、チームメートの力を信じていると、会見で力強く語った。「チームメートの力を信じるのは簡単。それが自分の仕事」

アデトクンボは「気持ちが上がることもなければ、落ち込むこともない。マイアミでのシリーズ(対ヒート)でも、4勝0敗で勝った後も気持ちは変わらなかった。今は相手が2勝0敗の状態だけど、落ち込んでいない」とも話す。

「これからもやるべきことをやるだけだし、チームメートを信じる。シーズンを通して築き上げてきたものを信じる。第3戦では勝利をつかみたい」

誰がマークしても得点、あるいはアシストでチームを攻略したネッツのケビン・デュラント(32得点4リバウンド6アシスト)のパフォーマンスについて、アデトクンボは「できて当然」と表現した。「とにかくタフなシュートを打たせようと思って努力したけど、できなかった。彼はケビン・デュラント。このリーグのベストスコアラーの一人なのだから、できて当然」

指揮官のマイク・ブーデンホルザーも、気持ちの切り替えが重要と説いた。「1点差だろうと、40点差だろうと、第3戦に切り替えないといけない。過去のことはすぐに忘れて、準備を整えないといけない。ホームでやるべきことを理解し、第3戦に勝たないといけない」

ミルウォーキーでの第3戦は、現地10日に行われる。