青木保憲

篠山、藤井らに揉まれてきた経験値

広島ドラゴンフライズが青木保憲の獲得を発表した。

青木は182cm84kgのポイントガード。2018年1月に筑波大から川崎ブレイブサンダースへ特別指定選手として加入し、その後3シーズンを過ごした。キャプテンを務める篠山竜青、Bリーグアワード常連の藤井祐眞に次ぐ3番手ガードとしてチームを支え、今シーズンは副キャプテンを任された。

バックアップガードとしての役割は果たせられているが、代表クラスの2人がいる以上プレータイムを確保することは難しい。シーズンを重ねるごとにプレータイムは微増したが、今シーズンは平均6.3分の出場に留まった。1.7得点、1.1アシストという数字でのインパクトには欠けるが、何よりリーグトップクラスのガード陣に揉まれてきた経験は数字以上の価値を青木に与えたはずだ。

岡崎修司GMも「大学卒業後よりリーグを代表するポイントガードのいるトップクラブで経験を積んできました。特に、今シーズンは守備からハードにプレーしてリズムを作るスタイルで存在感を発揮し、川崎のチャンピオンシップ進出に貢献しています。また試合を落ち着かせることのできるコントロール型のガードであり、味方の良さを引き出せると信じています」と、期待を寄せている。

青木はクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「このクラブでプレーできることを大変嬉しく思います。自分自身が成長するとともに、ドラゴンフライズの発展にも貢献できるよう全力で取り組みます。毎試合、自分のエナジーをすべてぶつけて戦いますのでご声援のほどよろしくお願いいたします。パワー!!」