「常に100%の努力をし、どのような状況でも戦う姿勢を見せる」
佐賀バルーナーズは今日、宮永雄太がヘッドコーチ兼GMに就任したことを発表した。
宮永はBリーグ2年目の2017-18シーズンに富山グラウジーズで現役を引退したが、この年はミオドラグ・ライコビッチの下でB1初の『選手兼アシスタントコーチ』を経験。その後はWリーグの富士通レッドウェーブでアシスタントコーチを務めた。今シーズンはレバンガ北海道のヘッドコーチを務めたが、6月1日に双方合意の下での退任が発表されていた。
佐賀はこの2シーズンはスペイン人のルイス・ギル・トーレスがヘッドコーチを務めていたが、保田尭之アシスタントコーチとともに新シーズンには滋賀レイクスターズに移る。
今シーズンの佐賀はB2初挑戦ながら30勝26敗と勝率5割を上回り、プレーオフ進出を果たしている。このチームを宮永が、編成の面でも指揮を執る面でも任されることになる。
就任のリリースで宮永はこうコメントしている。「この度、クラブよりヘッドコーチ兼GMのお話をいただいた際、バルーナーズが目指す『地域に愛されるクラブ』を創っていきたいというクラブの理念に強く共感し、この佐賀の地で、私が持っている力の全てを尽くしたい、という決意に至りました」
「私の信条は、『常に100%の努力をし、どのような状況でも戦う姿勢を見せる』。このことに尽きます。これはプレータイムやサラリー、歴史や環境に左右されるものではありません。新しいバルーナーズの伝統を築くべく、ブースターの皆様をはじめ、選手・スタッフ、そして佐賀県が一体となり、チームが目指す姿を全員で共有し、前進することこそ、佐賀バルーナーズB1リーグ昇格への第一歩になるのだと確信しております」
「堅守から連動したオフェンスへと展開する、佐賀バルーナーズの新しいバスケットボールにどうぞご期待下さい」