狩俣昌也

滋賀に別れ「コートを1周する時のみなさんの素直な表情が僕は好きでした」

長崎ヴェルカは今日、狩俣昌也と2021-22シーズンの選手契約を結んだことを発表した。

狩俣は強烈なリーダーシップを持つ司令塔で、千葉ジェッツ、琉球ゴールデンキングス、福島ファイヤーボンズを経てBリーグ初年度からシーホース三河で3シーズンプレー。2番手のポイントガードではあったが投入されるタイミングでチームに必要なプレーを判断して遂行できる攻守の総合的な能力が光った。

ここ2シーズンは滋賀レイクスターズでプレー。2019-20シーズンは齋藤拓実に続く2番手のポイントガードとして持ち味を発揮。その齋藤が退団した今シーズンは全59試合すべてに先発出場し、B1での5シーズンにおいていずれも最多となる平均8.0得点、2.1リバウンド、3.0アシストを記録した。

長崎は来シーズンからB3に参入し、今オフから本格的なチーム編成をスタートさせたところ。B1でも十分に通用する実力を持ち、経験豊富でリーダーシップもある狩俣に続き、今後も大きな話題を集めそうだ。その狩俣は「長崎ヴェルカに迎え入れて頂いたこと、チームの立ち上げに関わらせて頂けることを、心より感謝致します。長崎ヴェルカのはじまりに恥じないように、自分の持っているもの全てを、チームに捧げて熱く戦いたいと思います」とのコメントを発表している。

一方の滋賀はここ2シーズンの健闘を象徴する選手の一人を失うことになった。狩俣は滋賀の退団リリースで次のようなコメントを発表している。「滋賀での2年間は、実際に過ごした時間よりも長く感じるくらい、とても中身の濃いものでした。そう感じる1番の理由は、どんな時も熱く応援して頂いたみなさんがいたからだと思います。試合に勝った時は共に喜びあい、負ければ一緒に悔しがる。試合後のコートを1周する時のみなさんの素直な表情が僕は好きでした。そして、それが次の試合のモチベーションになりました。どんな状況の中でも僕の背中を押して頂いた皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです」

また滋賀は一昨シーズンに特別指定選手としてチームに加わり、今シーズンはルーキーだった前田怜緒を自由交渉選手リストへ公示することも発表している。