マイク・コンリーも古巣相手にプレーオフでのキャリアハイタイを記録
現地5月29日にフェデックス・フォーラムで行われたファーストラウンド第3戦、ジャズvsグリズリーズの一戦は、ドノバン・ミッチェルが29得点、マイク・コンリーがプレーオフキャリアハイに並ぶ7本の3ポイントシュートを含む27得点を記録し、ジャズが121-111で勝利した。
前半を終えて62-51とリードしていたジャズに対して、ホームのグリズリーズは前半無得点だったヨナス・バランチュナスが第3クォーター開始から連続10得点をマークし、点差を縮めた。しかし、ジャズは落ち着いてプレーを決め続け、第3クォーター終盤に再びリードを2桁に広げて勝利し、シリーズを2勝1敗でリードしている。
エースのミッチェルは「メンタルの戦いだった」と第3戦を振り返った。「相手が必ず挽回してくるのは分かっていた。仮にウチが20点から30点リードしていても必ず追い上げてくると思っていたから、自分たちがしっかりやり返せるかどうかが大事だった」
古巣グリズリーズとプレーオフで顔を合わせているコンリーについても、ミッチェルは「すごく集中していて、別人のようだよ」と称えている。「去年の『バブル』での彼みたいだ。攻守両面で戦っているし、マイクは一つ上のレベルでプレーしているように見える」
そのコンリーは「試合が始まると、いろいろと思い出すよ。ゲームを楽しめたし、序盤からリズムに乗れた。僕が大好きな会場の一つだし、楽しくやれている」と語った。
グリズリーズをエースとして引っ張るジャ・モラントについて、コンリーは「僕が着ていたジャージーを纏って、自分に向けられていたチャントを今は彼が受けている。信じられないね」と語ると、こう続けた。
「長くやっていれば、悪役になることだってある。今の僕はメンフィス・グリズリーズにとって敵だからね」
第4戦は、現地31日に再びメンフィスで行われる。