ジョーダン・クラークソン

写真=Getty Images

FIBA認可のワールドカップ予選には出場可能

8月14日からインドネシアのジャカルタで開幕する、第18回アジア競技大会に参加するバスケットボール男子フィリピン代表メンバー12名に選出されていたジョーダン・クラークソン(キャバリアーズ)だったが、NBAが同選手の出場を認めない旨を発表した。

『ESPN』によれば、クラークソンの出場が認められるのはFIBAが認可した大会のみになるという。

NBAが発表した声明には「NBAとFIBAの協定には、NBA選手はオリンピック、FIBAバスケットボール・ワールドカップ、コンチネンタル・チャンピオンズカップ、並びに各大会の予選トーナメントには出場できると明記されている。アジア競技大会はこれらの大会に含まれないため、NBA選手の出場は認められない」と記されている。

フィリピン人の母親とアメリカ人の父親の間に生まれたクラークソンは、9月に予定されているワールドカップアジア2次予選には、フィリピン代表として出場可能となっている。フィリピンはワールドカップ1次予選、対オーストラリア戦での乱闘によって、10人の選手とヘッドコーチ、アシスタントコーチに対し出場停止処分が科されるなど厳しい処分が下された。大幅な戦力ダウンとなったが、クラークソンが2次予選に出場できることはせめてもの救いだろう。