攻守で圧倒されたウィザーズ、『ビッグ3』を止められずセブンティシクサーズとの第2戦に25点差の完敗

攻守で圧倒されたウィザーズ、『ビッグ3』を止められずセブンティシクサーズとの第2戦に25点差の完敗

2021/05/27 11:33
セブンティシクサーズ

『ビッグ3』に63得点を許し、シリーズ2連敗

NBAプレーオフファーストラウンド、セブンティシクサーズvsウィザーズの第2戦は最後まで、ジョエル・エンビード、ベン・シモンズ、トバイアス・ハリスの『ビッグ3』を止められず、95-120の完敗を喫した。

ウィザーズは第1戦でゲームハイの37得点を奪われたハリスへのマークを強めた。しかし、開始4分過ぎ、ハリスにファイトオーバーで食らいつく八村塁がスクリーンに対しオフェンスファウルをコールされ、早くも個人2つ目でベンチに下がることに。

直前にブラッドリー・ビールのミドルシュートで逆転したが、八村が下がったのをきっかけに攻守ともに後手を踏むことになり、いきなり11点のビハインドを背負った。

ウィザーズは第2クォーター序盤に八村を戻す勝負の采配。八村が強気なアタックからバスケット・カウントを獲得し期待に応えると、ここからチームはペースをつかむ。ビールがパスカットから速攻を決め、ダニエル・ギャフォードも速攻からシュートファウルを獲得し、八村のミドルシュートで4点差まで詰め寄った。

しかし、コートに戻ったエンビードにすぐさま3ポイントシュートを決められるなど、『ビッグ3』の壁を崩せない。ビールが孤軍奮闘し前半だけで24得点を挙げたが、連動したチームオフェンスと個が融合したシクサーズのオフェンスを止められなかった。残り2分、八村がベンチに下がるまでは2ポゼッション差で耐えていたが、ハリスに連続得点を許し、エンビードに速攻から3点プレーを許すなど3-12と失速した。

後半に入っても流れは変わらない。セス・カリーとダニー・グリーンに3ポイントシュートを許し、開始5分にはエンビードにも3ポイントシュートを決められ、20点差にされたところでウィザーズはタイムアウトを要求した。

シクサーズが『ビッグ3』を休ませている間にどうにか詰めて、14点ビハインドで最終クォーターを迎えたが、逆転の芽は早々に断たれることに。4本すべての3ポイントシュートを外し絶不調のダービス・ベルターンズが、開始から34秒間で2ファウルを犯してファウルアウトに。代わりに入ったチャンドラー・ハッチソンはファーストプレーでバスケット・カウントをコールをされた。ウェストブルックを投入するが、トランジションの際に足を捻り負傷退場となる。そして、このプレーで速攻を防ぐために、八村が個人4つ目のファウルをコールされるなど負の連鎖が止まらなかった。

余裕の展開となったシクサーズは主力のプレータイムを30分以下に抑えつつ完勝した。エンビードとシモンズが22得点、ハリスが19得点と『ビッグ3』の3人で63得点を記録。特筆すべきはシュート成功率で、3人合わせてのフィールドゴール成功率は驚異の67.5%(40本中27本の成功)とまったくと言っていいほど止められなかった。

ウィザーズはビールがゲームハイの33得点を挙げたが、3ポイントシュートは6本中1本の成功に留まった。そして、この3ポイントシュートの差も結果に大きく響いた。シクサーズが21本中9本の成功(42.9%)だったのに対し、ウィザーズは22本中2本の成功(9.1%)ととにかく決まらなかった。

八村は26分間の出場でフィールドゴール6本中4本を成功させ、11得点7リバウンドを記録。ボールがなかなか回ってこず、何度も両手を上げるシーンが見られる我慢のプレーの中では悪くないスタッツだが、シクサーズ優位の流れを変える働きはできなかった。

レギュラーシーズン通りの強さを見せるシクサーズに対し、良いところが見られず2連敗を喫したウィザーズだが、第3戦はホームゲームなだけに一矢報いてほしいところだ。

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