自身もケガに泣き、チームはチャンピオンシップ出場を逃す
アルバルク東京が田中大貴との契約継続を発表した。
田中は193cm92kgのシューティングガード。Bリーグ屈指の2ウェイプレーヤーとしての地位を確立し、4シーズン連続でレギュラーシーズンベスト5に選出されている。また、不動の中心選手としてA東京の2連覇に大きく貢献してきた。
今シーズンも平均9.6得点、4.4アシストと安定した数字を残したが、シーズン中盤に右下腿筋損傷を負い、途中で終了となった昨シーズンを除き、最も少ない46試合の出場に留まった。また、復帰後もプレータイムが制限され、本来のパフォーマンスが発揮できなかった。
大黒柱のアレックス・カークも全治未定の腰痛症で35試合の出場に留まり、チームは初めてチャンピオンシップ出場を逃した。不完全燃焼に終わった田中はクラブからのリリースの中で以下のコメントを発表している。
「覚悟を決めて、自分が持てるものを全て捧げ、この組織が本来いなければならない場所に戻れるよう日々精進していきたいと思います。個人としても凄く試されるシーズンだと思っています。アルバルクファンの皆さんの前で強いアルバルク東京をお見せすることができるよう努力していきたいと思います」