ステフィン・カリー

写真=Getty Images

自身の財団を通じて2万5000ドルを寄付

昨年に続いて今年もプロゴルフPGA下部ツアー『ウェブドットコムツアー』の『エリーメイ・クラシック・アット・TPCストーンブレイ』に出場したステフィン・カリーは、残念ながら2年続けて予選落ちという結果に終わった。

「良い機会をもらえた」と今大会を振り返ったカリーは、2日目のラウンド終了後、リポーターの前で、癌と闘う妻をサポートしているツアープロのスコット・ハリントンにエールを送った。

ハリントンの妻ジェンさんは、2017年の8月に悪性リンパ腫の一つであるホジキンリンパ腫と診断され、昨年末まで化学療法を受けていた。一度は回復したかに思われたのだが、今年の5月に癌が再発。ハリントンは、それから大会に出場せず、病気と闘う妻を支えている。2日目のラウンド前にハリントンと話したことを明かしたカリーは、「今朝、彼と電話で話した。彼には、このツアーに出場している全員、僕が彼について話をした全員が、彼のご家族にエールを送っていることを伝えた。とても辛い時間を過ごしている彼のことを全員が考えているということもね」とコメントした。

ハリントンを支援している『ウェブドットコムツアー』は、高額な治療費と、治療期間中の生活費の足しになればと、資金調達を目的としたクラウドファンディング『Go Fund Me』に15万ドル(約1660万円)を目標とするプロジェクトを立ち上げた。このことを知ったカリーは、自身と妻が立ち上げた財団を通じ、2万5000ドル(約277万円)を寄付。そして「寄付できる余裕のある人たちにも協力してもらいたい」と語り、寄付を呼びかけている。