デュラント「ディフェンスが機能すれば、オフェンスに繋がる」
優勝候補のネッツは、プレーオフファーストラウンドでセルティックスと対戦。現地22日にバークレイズ・センターで行われた第1戦は、ネッツが序盤スロースタート気味だったが、第3クォーター開始から18-4の猛攻で逆転に成功し、104-93で勝利を収めた。
ネッツは、ケビン・デュラントが32得点12リバウンド、カイリー・アービングが29得点、ジェームズ・ハーデンが21得点9リバウンド8アシストで勝利に貢献している。
試合の流れを一変させた第3クォーターに記録した31得点中28得点はデュラント、アービング、ハーデンによる得点だった。アービングは、第3クォーターのオフェンスについて「自分たちがタイムリーなシュートを決められた」とコメント。ハーデンは「シュートが入る、入らないに関係なく、とにかくアグレッシブなプレーを続けようとみんなで話していた」と、試合を振り返った。
デュラントも「ディフェンスが機能すれば、オフェンスに繋がる」と、勝因を語る。「外れたシュートも悪くなかったけれど、ディフェンスに集中すれば、オフェンスのリズムを取り戻せるとチーム内で話していた。もちろん、もっと動かないといけないし、シュートを決めないといけない。ただ、守備がチームにチャンスをもたらすんだ」
デュラントは、ファンの存在にも助けられたと話す。「試合序盤からファンが大きな歓声で後押ししてくれた。コート寄りの最前列にファンがいて、上の階にもファンがいる姿を見るのは久々だったから、不思議な感じもあった。ファンのみんなも勝利をよろこんでくれていた。みんなのために、もっと良いプレーがしたい」
敗れたセルティックス指揮官のブラッド・スティーブンズは「試合の大半は正しいプレーができていた」とした上で、敗因を次のように分析している。「戦う姿勢も良かったし、気持ちも入っていた。ディフェンスも集中できていた。ただ、相手のスイッチに対して、もっと攻めないといけなかった」