ダーク・ノビツキー、「鈍足」を批判する声に自虐返答

2016/09/12
NBA&海外
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写真=Getty Images

38歳のノビツキーは今夏マブスと2年契約を締結

マブスのダーク・ノビツキー最大の武器は、正確なシュートだ。NBA歴代6位の通算2万9491得点を記録しており、38歳になった今もマブスの大黒柱として存在感を放っている。

NBAで活躍する欧州選手のパイオニアの弱点を敢えて挙げるとすれば、足が遅いこと。守から攻への速い切り替えなどでオフェンスを引っ張ることはまず期待できない。アップテンポな展開が主流になっているNBAでは、「時代遅れ」の感は否めない。

この点について『ESPN』の記者が、「セメントに足を突っ込んでいるようだ」とTwitterで批判したが、ノビツキーはこれを受けて「やぁ。確かに正しい意見だよ。キャリアを通じてこういう走りなのが問題なんだ」と返信した。

だが、これだけでは終わらなかった。ユーモアセンスに富むノビツキーは、続けて次の自虐Tweetを投稿している。

「これでも前は流砂の中を走っているようだったんだ。ところが今は、乾いたセメントに完全に足を突っ込んだ状態だね……」

本人が認めているので議論のしようもないが、38歳にして2年契約を勝ち取ったのは偉業とも言える。足が遅い弱点を補って余りある長所があるからこそ、マブスは彼を大事に扱っているのだ。得点力という絶対的な武器でNBAのスター選手にのし上がり、2007年には欧州出身初のシーズンMVP受賞という快挙を達成した選手なのだから、走力には目を瞑ろうではないか。

7フッターの高さから放たれる正確無比なシュートは、足の遅さを差し引いても相手にとっては脅威だ。