Bリーグ開幕以降の最高勝率を記録も、チャンピオンシップ進出を逃す
名古屋ダイヤモンドドルフィンズは今日、梶⼭信吾ヘッドコーチのアシスタントGM就任、そして新たな指揮官にショーン・デニスを迎えることを発表した。
梶⼭アシスタントGMは前身の三菱電機ダイヤモンドドルフィンズで長年プレーし、2013年からアシスタントコーチを務めた。そして、Bリーグ2年目の2017年からの4シーズンはヘッドコーチを務めた。今シーズンは32勝24敗とBリーグ開幕以降は最高勝率となる57.1%へとチームを導いたものの、チャンピオンシップ出場を果たすことができなかった。
梶山アシスタントGMはクラブを通して次のコメントを発表している。「2020-21シーズンをもちまして、ヘッドコーチの職を退くことになりました。2シーズン連続でチャンピオンシップ出場を逃してしまい、ファンの皆さまのご期待に応えられず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。22年間、ドルフィンズ⼀筋でバスケットボールに関わることができたのも皆さまの⽀えがあったからです」
また、クラブは滋賀レイクスターズで4シーズン指揮を執ったショーン・デニスを新たにヘッドコーチとして迎える。滋賀は戦力的に恵まれていたわけではないが、デニスは若い選手の才能を引き出し、どのシーズンもB1で戦えるチームを作り上げた。昨シーズンは齋藤拓実やシェーファー・アヴィ幸樹を主軸に据えて勝ち越している。名古屋Dも若いチームで、才能を伸ばしつつ勝利を目指したが、ここまで戦力に見合った結果は出せていない。デニスの指揮の下、新たな飛躍が期待される。
デニスヘッドコーチはクラブを通して次のコメントを発表している。「名古屋ダイヤモンドドルフィンズのような名⾨クラブのヘッドコーチに就任できたことは⼤変光栄です。これまで築かれたチームの良さを引き継ぎ、さらに素晴らしいチームにすることを約束します。⾮常に⾼いパフォーマンスを披露し、スポンサー、ファンの皆さまと共にチャンピオンシップ常連チームを⽬指し、誇りに思っていただけるよう努めてまいります」