渡邊雄太

ウィザーズのプレーイントーナメント進出は明日以降に持ち越し

ブルズvsラプターズの一戦は第2クォーター36-20と圧倒したブルズがそのまま押し切り、114-102で勝利した。

ブルズはラプターズと違い、残りの3試合に勝利することが条件だが、プレーイントーナメント進出の可能性が残されている。そのため、両チームの選手のモチベーションには大きな差があった。さらにラプターズはケガ人を含めた、カイル・ラウリーなど主力のほとんどが欠場し、ベンチメンバー中心の8人ローテーションを余儀なくされた。

渡邊雄太は先発出場を果たすも、3本のフィールドゴールをすべて失敗。ザック・ラビーンからスティールする場面も見られたが、第2クォーター残り9分13秒に交代を告げられ、わずか9分間の出場で無得点に終わった。

ブルズはチームハイの24得点を挙げたラビーンを筆頭に6人が2桁得点を記録するバランスアタックを披露。特にラウリ・マルカネンは9本中6本の3ポイントシュートを成功させ、ベンチから20得点を挙げる活躍で勝利に貢献した。

これでブルズは戦績を30勝40敗とし、試合のなかったウィザーズとのゲーム差を2に縮めた。ブルズはこの後、ネッツ、バックスとの対戦が待っている。ブルズはこの2試合に勝利することが条件だが、ウィザーズがラスト2試合を落とした場合は戦績で並び、直接対決の差でブルズがプレーイントーナメントに進出する。明日のウィザーズvsキャバリアーズの結果次第ではあるが、プレーイントーナメントの最後の1枠を巡る戦いから目が離せない。