プレーイントーナメント進出確定とはならず
ホークスvsウィザーズの一戦。試合を優位に進め、最終クォーターには一時2桁のリードを有していたウィザーズだったが、終盤に追撃され残り24秒にジョン・コリンズに許した3ポイントシュートが決勝点となり、116-120の逆転負けを喫した。
ウィザーズはハムストリングを痛めているブラッドリー・ビールが欠場したが、ラッセル・ウェストブルックがチームを牽引した。トリプル・ダブルとはならなかったが、34得点15アシストの活躍を見せた。また、4本の3ポイントシュートを沈めたダービス・ベルターンズが14得点、第3クォーターに5本のフィールドゴールをすべて成功させたダニエル・ギャフォードが16得点を挙げるなど、ベンチメンバーが奮闘し8点をリードして最終クォーターを迎えた。
八村塁は11得点6リバウンド3アシストを記録し、コンスタントに活躍したが最終クォーターにディフェンスで致命的なミスを犯してしまう。ホークスのエンドからのリスタートの場面でスクリーンをかわし切れず、八村はシュートチェックに行くのが遅れ、ボグダン・ボグダノビッチに3ポイントシュートを許す。さらに八村は再びエンドからのリスタートの場面でマークを見失い、ジョン・コリンズをフリーにして3ポイントシュートを決められた。
3点差に詰め寄られたウィザーズはタイムアウトを取った。試合の最後まで起用されることの多い八村だが、残り7分13秒で交代を告げられ、再びコートに立つことはなかった。
その後、持ち直したウィザーズはリードを保ったが、ウェストブルックのレイアップがクリント・カペラにブロックされ、トランジションからコリンズに3ポイントシュートを許し、残り24秒でついに逆転された。直後、同点を狙ったハウル・ネトのフローターが外れて万事休す。ウィザーズはラスト約3分間が無得点となり、痛い逆転負けを喫した。
勝利したホークスは6位以内が確定し、2017年以来のプレーオフ進出が決定した。一方のウィザーズは11位のブルズとの差が2.5ゲームに縮まり、プレーイントーナメント進出はお預けとなった。ブルズが明日のラプターズ戦で敗れれば、ウィザーズのプレーイントーナメント進出が決定するが、ホームでのキャバリアーズ戦に勝利し、自力で決めたいところだ。