ステフィン・カリー

ブラッドリー・ビールと得点王を争う

ウォリアーズのステフィン・カリーの勢いが止まらない。現地8日に行われたサンダー戦で、カリーは29分のプレータイムで11本(21本中)の3ポイントシュートを含むフィールドゴール26本中14本を成功させて49得点をマーク。ウォリアーズは第3クォーター終了時点で106-67と圧倒的な展開に持ち込み、最終スコア136-97で圧勝した。カリーも第4クォーターはベンチから試合を見守った。

試合後の会見でカリーは「良い展開を作れた」とサンダー戦を振り返った。「最近の調子はすごく良い。今日も試合開始から3ポイントシュートが2本続けて決まったことで自信になったし、オフェンスでも良いリズムを作って、チーム全員に浸透させたいと思っていた。チームとしてボールをシェアできていたし、奪われないように注意していた。そうすることで、全ポゼッションで良いチャンスが生まれる」

この試合を終えて今シーズン平均31.9得点となったカリーは、同日のペイサーズ戦で50得点を記録したウィザーズのブラッドリー・ビールと得点王を争っている。ライバルのパフォーマンスについて聞かれたカリーは「もちろん、彼が50得点を決めたのは知っていたよ。彼がハイレベルでプレーしているのは当然だけど、誰かが50点を決めれば耳に入るものさ」と答えた。

西カンファレンス8位のウォリアーズは、第7シードを決めるプレーイントーナメントで現在7位のレイカーズと対戦する可能性がある。ディフェンディング王者とのマッチアップについて聞かれても、カリーは不敵な笑みを浮かべて首を左右に振るだけで一言もコメントしなかった。

カリーは発言を控えたが、プレーイントーナメントでウォリアーズvsレイカーズが実現すれば、間違いなくリーグ、メディア、ファン注目の一戦になる。