指揮官ボーゲル「何位でシーズンを終えたとしても、自信はある」
現地7日にモーダ・センターで行われたレイカーズvsトレイルブレイザーズの一戦は、デイミアン・リラードが38得点、CJ・マッカラムが21得点、ノーマン・パウエルが19得点を記録し、ブレイザーズが106-101で勝利した。
試合前の時点で、両チームは37勝29敗で並んでいた。シーズンシリーズの戦績も1勝1敗だったが、ブレイザーズが勝利したことで、最終的に勝率で並んでレギュラーシーズンを終えたとしてもレイカーズより上の順位でプレーオフに勝ち進む。
レイカーズは、ブレイザーズに敗れて西カンファレンス7位に順位を落とした。5試合を残しているとはいえ、直近10試合で8敗と絶不調。5位のマーベリックスともまだ2ゲーム差だが、レブロン・ジェームズが足首の負傷を抱え、チームの歯車が噛み合っていないことを考えれば、7位のままレギュラーシーズンを終えてプレーイントーナメントに回るケースは十分に考えられる。
もし7位でレギュラーシーズンを終えた場合、現在8位のウォリアーズと第7シードを懸けて対戦することになる。プレーオフ前に大盛り上がりするカードになるのは間違いないが、連覇が目標のレイカーズにとっては、絶好調のステフィン・カリーを擁するウォリアーズは厄介な相手だ。
レブロンはブレイザーズ戦も欠場したが、アンソニー・デイビスは復帰後最長の39分プレーし、復帰後最多の36得点を記録するなど、復帰から9試合目にしてパフォーマンスは確実に良くなっている。本人も試合後の会見で「状態は良い。本来のプレーができている」とコメントしたが、肝心の試合内容については「競ることはできたが、精神的なミスで負けてしまった」と振り返った。
勝てない日々が続いているものの、ヘッドコーチのフランク・ボーゲルは「自信はある」と、前向きな姿勢を崩していない。「可能な限り勝ちを増やしていくしかない。何位でシーズンを終えたとしても、自信はある。できることなら上の順位で終えたいし、まだ5試合ある。ただ、今はアジャストする段階だ。シーズンを通して様々な状況に対応してきた選手たちを誇りに思っている」