アルバルク東京

最後までコロナに振り回されたA東京

アルバルク東京は小酒部泰暉が新型コロナウイルス陽性判定を受けたことを発表した。

小酒部は昨日行われた横浜ビー・コルセアーズ戦を終え、帰宅後に37.9℃の発熱が確認された。本日、医療機関でPCR検査を実施したところ、新型コロナウイルス感染症陽性と判定された。現時点で、他の選手やチームスタッフに新型コロナウイルス感染症や風邪の症状等を呈している者はいないという。

だが、この結果を受け、A東京の他の選手やスタッフが濃厚接触者として判断されることから試合エントリー要件は充足できず、明日に開催が予定されていた新潟アルビレックスBB戦が中止となった。

また、今回中止が決定した試合の代替試合については、リーグ規定の代替試合実施ルールに基づき試合開催には至らず、消滅扱いとなった。

A東京は開幕前の時点でチーム内に感染者が出て、準備期間をまともに過ごせないまま開幕を迎えた。コロナに関連してデション・トーマスのチーム合流が遅れ、シーズン中にも選手の新型コロナウイルス感染があり、3試合が代替を組むことができずに消滅。ラストゲームまで中止となり、最後までコロナに振り回されたシーズンとなった。