ドワイト・ハワード

いぶし銀のジョージ・ヒルを称賛「まさに経験豊富なベテラン」

現地4月30日に行われたホークスvsセブンティシクサーズの一戦は、ジョエル・エンビード、ベン・シモンズ、トバイアス・ハリスがそれぞれ18得点、ドワイト・ハワードがベンチからチームハイの19得点11リバウンドを記録したシクサーズが126-104で勝利した。

バランスの良いオフェンスを展開したシクサーズは、ハワード以外にもマティース・サイブルが10得点、シェイク・ミルトンが13得点、フルカン・コルクマズが11得点を記録するなど、セカンドユニットもオフェンスの歯車としてしっかり機能。3連勝のシクサーズは、この日トレイルブレイザーズに敗れた東カンファレンス首位のネッツに0.5ゲーム差に迫っている。

コート上での奮闘はもちろん、ベンチにいる間も大きなリアクションでチームメートの奮闘を盛り立てたハワードは、試合後の会見でも「最高の気分だね」と上機嫌。フィジカルを生かした派手な活躍を見せる自身とともに、いぶし銀の働きでセカンドユニットを支えるベテランのジョージ・ヒルにも「彼がいてくれて本当に助かる」との言葉で目立たせようとした。

「彼は試合中にチームのプレーを決めるために必要な一言を与えてくれる。どうやって守るべきか、ピック・アンド・ロールのセットについてとか、きっとシェイクや(タイリース)マクシーにとってもタメになることばかり。まさに経験豊富なベテランさ。彼がいてくれると本当に助かるよ」

ケガ人が相次いだことで長く守った首位をネッツに明け渡したシクサーズだが、シーズン最終盤になってコンディションを上げ、ネッツを猛追している。とはいえプレーオフに向けてチームの完成度を高めていく段階で、ハワードは「コンディション維持が重要」と今後についてコメントしている。

「ケガ人も戻って、状態も上がっている。今のところチームの状態も良いし、今後も集中し続けないといけない。これからも目標に向かって集中してやれれば、きっとシーズンが終わる頃には、マスクなしでお祝いできているはずさ」