RJ・バレット

ラプターズの連勝は4でストップ、渡邊雄太は3得点1アシスト

現地24日、ニックスが本拠地マディソン・スクエア・ガーデンでラプターズと対戦し、120-103で勝利した。これで9連勝のニックスは、東カンファレンス4位に浮上。レギュラーシーズンもあと11試合で、2012-13シーズン以来のプレーオフ進出にまた一歩近づいた。

この日は、熱烈なニックスファン1981人が会場で観戦し、チームに声援を送った。25得点12リバウンド4アシストで勝利に貢献したRJ・バレットは「みんなの声が力になる」とコメント。長らく低迷期が続いたことでファンもフラストレーションを溜め込んできたが、バレットは「みんなを誇らしい気持ちにさせたいから、僕たちはハードにプレーしているんだ」と語る。

ニックスは、88-83で迎えた第4クォーター開始からエースのジュリアス・ランドルをベンチに温存しつつ、バレットらを中心にリードを広げて勝利を収めた。

31得点10リバウンドと好調を維持するエースのジュリアス・ランドルは、チームの成長を実感している。「今がピークの時期だと思われるかもしれないけれど、まだまだ良くなる。オフェンスは機能しているけど、48分を通してのディフェンスに関しては、まだまだ成長できるからね」

勢いの止まらないニックスは、現地26日の次戦で西の強豪サンズをホームで迎え撃つ。ここまで来れば、プレーイントーナメントを経ることなくプレーオフ進出を決めたいし、できれば4位をキープしたい。そしてプレーオフで1つでも多くの勝ちを積み重ねて、来シーズンへと繋げたい。ニックスにはまだまだ多くの目標が残っており、若いランドルやバレットがモチベーションに不足することはないはずだ。

一方のラプターズは連勝が4でストップ。渡邊雄太を始めとするセカンドユニットの底上げに加えてカイル・ラウリーなど主力が戻って4連勝をマークしていたが、絶好調のニックスを止めることはできなかった。渡邊はベンチからの出場で14分間プレーしたが、3得点1アシストとこの試合では不発に終わっている。