髙田真希

「自分がもっともっとリーダーシップを発揮しなければいけない」

バスケットボール女子日本代表は、4月16日から25日の期間で第2次強化合宿を実施している。

参加メンバー22名の中で最年長の髙田真希は「今回で第2次合宿になるので、みんなが少しずつやることを分かってきましたし、良い練習ができていると思います」と合宿を振り返った。

それでも今回のメンバーには新たに加わった選手や若手が多い。そのため髙田は「今は経験がある選手がケガをしていて練習に参加できていないので、練習の中で自分がもっともっとリーダーシップを発揮しなければいけないと感じています」と気を引き締めた。

世界に出れば日本代表チームはサイズ不足で、そこを補うためにスピードを生かした速いバスケットを持ち味としている。「私のポジションでも世界を相手にすると10cmから20cmの身長差が出てしまうので、自分も含めてチームディフェンスが鍵になります」と髙田はあらためてディフェンスの重要さを強調する。

「特にリバウンドを簡単に取らせてしまうと、そのまま簡単にシュートを打たれて点数を与えてしまうので、アグレッシブにハードにディフェンスして、しっかりボックスアウトをしてリバウンドを取る。そこから日本の持ち味である速いバスケットに繋げないといけないので、そのためにもディフェンスが鍵になります」

髙田真希

オリンピックまで100日「特に緊張することも、意識することもありません」

髙田個人のテーマとしてもディフェンスと3ポイントシュートを掲げた。「センターとして相手のビッグマンを抑えることはすごく大切なので、ディフェンスをもっともっとハードにできるようにしなければいけません。実際の試合では2mや190cm後半の選手につかないといけないですが、練習ではそれができないのでそのイメージを持って練習する必要があります。ただ、そういった選手に対しては3ポイントシュートが有効だとワールドカップやアジアカップを経験して思ったので、そこの精度を上げていきたいです」

東京オリンピックは1年の開催延期を経て、ついに開幕まで100日を切った。髙田にあらためて東京オリンピックへの思いを問うと「今のところは特に緊張することもないですし、そこまで意識することもありません」と冷静にコメントしたあとに、「意識というよりも、強く思うことは『金メダルを取る』ということ。そこは変わっていません」と熱い思いを語った。

「チーム全員が目標の『金メダルを取る』という共通理解を徹底してハードな練習をこなしていかないと、簡単に勝てる相手ではありません。そういった目標に対して、全員で共通理解を持つことが大切だと感じていて、そこは意識しています」

オリンピックの開催時期やメンバー、ケガ人の状況が変わっても『金メダルを取る』というブレない軸がある女子日本代表チームをまとめる髙田の活躍とリーダーシップに期待したい。