ジョエル・エンビード

次戦はネッツとの首位攻防戦

現地12日に行われたセブンティシクサーズvsマーベリックスの一戦は、ジョエル・エンビードが36得点7リバウンドでチームを引っ張ったシクサーズが113-95で勝利した。

エンビードは序盤からマブスの執拗なマークを受けたが、それを逆手に取り、多くのファウルを誘発。エンビードは13本のフリースローを獲得し、前半だけで23得点を記録した。60-48で前半を折り返し、後半も優勢に試合を進めて勝利を収めた。

東カンファレンス首位のシクサーズは、次戦で2位のネッツと対戦する。エンビードは首位攻防戦について「自分たちの目標は優勝であって、特定の1チームに勝つことを目標にしていない」と語った。

「プレーオフを勝ち上がるためにネッツに勝たないといけないかもしれない。だから、そういう意味ではライバル云々という話になるのかもしれないけれど、僕たちの目標は優勝。それは変わらないし、優勝するために集中してやっている」

ヘッドコーチのドック・リバースも、試合後の会見で「この会見場に来るまで、次の相手がネッツとは知らなかった」とコメントするなど、シクサーズは目の前の1試合に集中している。「移動の飛行機に乗ったら、次の相手の映像を見るよ。どちらにしても、両チームにとって面白い試合になるだろう」

エンビードとリバースは東のライバルに対し、特別な意識を持っていないことを強調したが、両チームはポストシーズンさながらのインテンシティでプレーするに違いない。現地14日の直接対決は必見だ。