ジュリアス・ランドル

「自分がチームにエネルギーをもたらさないといけない」

現地12日にマディソン・スクエア・ガーデンでレイカーズと対戦したニックスは、ジュリアス・ランドルが34得点10リバウンド4アシスト、エルフリッド・ペイトンが20得点、デリック・ローズがベンチから14得点を記録。試合を通じて14スティール9ブロックを記録するなど、チームディフェンスで違いを生み出し、111-96で勝利した。

古巣相手の勝利について、ランドルは「いつもの通り、チームとしてやるべきことをやっただけ」と、落ち着いてコメントした。「相手はディフェンスが良いチームなので、試合序盤からアグレッシブにプレーする必要があった。昨日に続いて今日も試合という状況で、自分がチームにエネルギーをもたらさないといけない」

また、ランドルは「相手の主力(レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスら)が欠けているとしても、王者を相手に勝てるのは気持ちが良いもの」とも試合を振り返った。

最近は毎試合で「MVP!」チャントを受けているランドルは「とても刺激になるし、うれしい。もっと努力しないといけない気持ちになる」と、ファンのリアクションに笑顔を見せた。

8年ぶりのプレーオフ進出が現実味を帯びてきたニックスは、東カンファレンス8位に踏みとどまっている。4位のホークスから9位のペイサーズまではわずか3ゲーム差にひしめき合い、今後1カ月でプレーイントーナメント進出枠を含め、熾烈な争いが続く。