ザイオン・ウイリアムソン

37得点15リバウンド8アシストの大活躍

西カンファレンス11位に低迷しているペリカンズが、現地4月9日に東カンファレンス2位のセブンティシクサーズを101-94で下した。

ペリカンズを牽引したのは、37得点15リバウンド8アシスト(キャリアハイタイ)を挙げてオールラウンダーとして大活躍した2年目のザイオン・ウイリアムソンだ。東カンファレンス2位のシクサーズを撃破し、ザイオンは「個人としても、チームにとっても自信になる。僕たちは、どの試合でも戦えるし競い合える」と手応えを語った。

そのザイオンは試合後のインタビューで、3月下旬以来の出場ながらも17得点8リバウンドを記録したブランドン・イングラムとシクサーズのジョエル・エンビードを14得点に抑えたスティーブン・アダムズを称賛した。

ザイオンは「イングラムは素晴らしかったと思う。今日の試合でも能力の高さを証明した。彼の力が必要だった後半に活躍してくれたし、本当にリスペクトしている」とコメント。アダムズについても「チームが求めていたことをすべてこなしてくれた。スティーブンは本当に素晴らしい選手で、今日の試合で実力を発揮していたね」と語った。

最近ではプレーメークを任されることも多くなったザイオンは、ある2人の人物からのアドバイスが力になっているともコメント。「自信がついてきているのは、継父とコーチのテレサ・ウェザースプーンのおかげなんだ。コーチからはちょっとしたアドバイスを受けていて『自分自身のプレーをすればいい』と言ってもらえている。本当に些細なことだけれど、おかげで自信を持ってコートに立てているよ」

ペリカンズは、8位のグリズリーズを4.5ゲーム差で追っている。下位相手に取りこぼさず、最低勝率5割以上を維持できれば8位争いに絡むことは可能だ。