バッツと長谷川はシーホース三河でともにプレーした仲
越谷アルファーズが、桜木ジェイアールと2020-21シーズンのテクニカルアドバイザーとしての契約が決まったことを発表した。
桜木は1976年生まれの44歳。UCLAでNCAAトーナメント制覇を果たし、2001年にアイシンに加入。そこから19年間、日本バスケのトップ選手として活躍を続けてきた。その間には日本国籍を取得、ジェイアール・ヘンダーソンから桜木ジェイアールへと名前を変えている。ベテランになっても卓越したスキルとバスケットIQを駆使して、『コート上の指揮官』として三河を引っ張ってきた。
昨シーズン限りで現役を引退し、今シーズンはWリーグのアイシン・エィ・ダブリュウィングスのテクニカルアドバイザーを務めていた。もともと現役時代の終盤には指導者になることを明確に志し、コーチングの勉強もしてきた。
就任に際して、ジェイアールはクラブを通じて「チームは成長し続けており、これからもそれを継続できる事を願っております。越谷アルファーズのブースター及びサポーターの皆様に会えるのも大変楽しみにしております。私の22年間のプロ生活で得た経験と成功体験でチームをサポートして参ります」とのコメントを発表している。
日本ではアイシン一筋でキャリアを過ごしてきた彼にとって、越谷は新たな挑戦となる。それでもアイザック・バッツと長谷川智也は一緒にプレーした経験があり、ジェイアールが新しい環境に馴染む助けになってくれそうだ。シーズンは残り少ないが、越谷にとっても今後に向けてポジティブな経験になるに違いない。
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