琉球戦であきらめない姿勢を貫いたサンロッカーズ渋谷、ベンドラメ礼生「相手を引きずってでも僕たちは勝ちたい」

琉球戦であきらめない姿勢を貫いたサンロッカーズ渋谷、ベンドラメ礼生「相手を引きずってでも僕たちは勝ちたい」

2021/04/05 12:00
ベンドラメ礼生

「次の試合に繋がるディフェンスだった」

サンロッカーズ渋谷が西地区の首位を走る琉球ゴールデンキングスを迎えた第31節。第1戦は96-85で勝利し、第2戦は87-101で敗れた。

「2日間、タフな試合にはなりましたが、初戦はポイントの(ジャック)クーリー選手のところを抑えることができて良い試合でした。今日はやられたくない場面で3ポイントシュートを決められてしまって、リズムをつかむことができませんでした」と、ベンドラメ礼生は1勝1敗となった琉球戦を振り返った。

ベンドラメが「タフな試合」とコメントしたように、ともに激しいディフェンスからリズムをつかむチーム同士の対決とあって、2試合の合計ファウル数が107個に上るほどのフィジカルゲームとなった。

シーズンも終盤戦に差し掛かり、ともに一試合も落とすことはできないこともあり、コート上だけでなく、ベンチも含めてヒートアップする場面が多々見られた。ベンドラメも「今日は身体のぶつかり合いが激しくて、荒れた試合になったと思います」としつつ、「僕たちはお互いにリスペクトしています。ファウルがすごく多かったですが、プレッシャーをかけるのが僕たちのスタイルで、相手を引きずってでも僕たちは勝ちたいです」と言い切る。

敗れた第2戦は、第3クォーターを終えた時点で18点のビハインドを背負っていた。ゲーム終盤になってもディフェンスのインテンシティが高く、オフェンスではどこからでも得点を重ねる琉球を相手に、点差を縮めることは簡単ではない。さらにSR渋谷はファウルトラブルに陥り、最終的には3選手がファウルアウトになるなど、試合をあきらめてもおかしくはなかった。

それでも、SR渋谷は激しいオールコートディフェンスを最後まで仕掛けて戦い続けた。ベンドラメは言う。「僕が相手だったら、点差が離れた状態であれだけボールにプレッシャーをかけられたら、すごく嫌です。試合が決まった雰囲気はありましたけど、強い気持ちを持ち続けて、その中で自分たちのバスケットを表現できたのはサンロッカーズのためになるし、次の試合に繋がるディフェンスだったと思います」

ベンドラメ礼生

「負けると何もせずに順位が下がってしまう状況なので本当に負けられない」

SR渋谷は現在32勝18敗で東地区5位にいる。西地区の強豪、琉球との対戦を終えたばかりだが、シーズン終盤戦では東地区の強豪チームとの対戦が続く。「今はコロナでいろいろな試合が中止になっていて、勝てば良いですが、負けると何もせずに順位が下がってしまう状況なので、一試合一試合が本当に負けられません」とベンドラメは気を引き締める。

特に次節で対戦する富山グラウジーズは現在8連勝中で、東地区4位に位置しているチームだ。「富山とはワイルドカードを争っている同じ地区のチームとして絶対に負けられない試合になります。もちろん初戦は勝ちにいきますし、今日みたいに勝った次の日の試合がすごく重要になります。富山戦までは1週間あるので、しっかり準備していきたいです」

琉球との第2戦は100点ゲームでの敗戦となったが、試合後の会見でのベンドラメの表情は暗くなく、その表情からも次戦に繋がる試合だったことが汲み取れた。まずはBリーグ開幕シーズン以来となるチャンピオンシップ出場の切符を手に入れるためにも、琉球戦での収穫をどれだけシーズン終盤戦で生かすことができるかが鍵となる。

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