ポール・ピアース以来の快挙を達成
セルティックスはロケッツを118-102で下し連敗を2で止めた。
セルティックスはジェイソン・テイタムが26得点、ジェイレン・ブラウンが22得点と主力がしっかりと活躍し、ロバート・ウィリアムズ三世が9本のフィールドゴールをすべて成功させ、20得点9リバウンド8アシスト2ブロックと出色の出来だった。
そして、マジックから移籍したエバン・フォーニエが本来の調子を取り戻した試合でもあった。フォーニエはキャリアハイの7本の3ポイントシュートを沈め23得点を記録。6本の3ポイントシュートをすべて成功させて、最終クォーターに20得点を固めた。セルティックスでは、1クォーターにすべてのシュートを成功させて20得点以上を挙げたのは、2009年のポール・ピアースのみだ。
フォーニエは「もちろん良い気分だけど、勝利したことが何よりもうれしい」と語った。記録的なパフォーマンスを見せて勝利に貢献したフォーニエだが、ペリカンズとのデビュー戦では10本のフィールドゴールをすべて失敗し、無得点に終わった。フォーニエは「正直に言ってクソだった」とペリカンズ戦を振り返ったが、平常心を保つように心がけていると語った。
「僕はこのリーグで9年間プレーしてきた。パフォーマンスが悪い時に自分を責め過ぎず、良い試合をしても当たり前のように思わない。高すぎず低すぎず、常に一定のメンタルを保つことがモットーなんだ」
今後もベンチスコアラーとしての活躍に期待がかかるフォーニエは言う。「勝利に貢献するためらな何でもする。システムに適応し、チームが何を達成しようとしているのかを理解し、ゲームにポジティブな影響を与える瞬間を見つけたい」
ヘッドコーチのブラッド・スティーブンスはペリカンズ戦後に「これは些細なことだと伝えた。彼はこれからセルティックスのために間違いなく多くの得点を取ってくれるだろう」と、フォーニエについて言及していた。
まさにその言葉を体現したフォーニエ。黒星が先行するセルティックスの救世主となれるか、今後のパフォーマンスに注目だ。