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妊娠中の妻は出産後に腫瘍摘出手術を受ける予定

ペリカンズのドリュー・ホリデーが、脳腫瘍と診断された妻を看護するため、無期限でチームを離れることを発表した。

元アメリカ女子代表のサッカー選手だったローレン・ホリデーは、ドリューとの第一子を妊娠中で、最近になって脳腫瘍と診断された。幸い腫瘍は摘出可能で、子供への影響は無いという。

ホリデーは、『Times-Picayune』に心境を語った。「バスケットボールよりも家族が優先だ。自分が今いるポジションには満足しているけれど、自分にとっては妻が世界で何よりも大切で、何よりも優先する」

「僕たちにとって初めての子供が生まれることに興奮している。ただ、今はローレンと、生まれてくる子供が無事だということに心から感謝している。僕たちが優先することは、ローレンの病気と向き合いながら、健康な出産を迎えることだ」

北京五輪とロンドン五輪でアメリカの金メダル獲得に貢献した妻のローレンは、第一子を出産した6週間後に手術を受ける予定。ペリカンズのトレーニングキャンプは9月下旬から始まるが、ホリデーはしばらくの間、コートを離れる。ペリカンズのヘッドコーチ、アルビン・ジェントリーも声明を発表し、ホリデーの決断を支持した。

「ジュルーにとって今最も大事なのは、彼の奥さんと家族と一緒に過ごすことだ。チームの全スタッフ、全選手が、彼とローレンが直面している事態を理解している。そして、我々が100%支持していることを、彼らも分かってくれている。この難局を乗り越えるため、できることは何でもさせてもらうつもりだ」

昨シーズンは主にベンチからの出場ながらも平均16.8得点、6アシストを記録したホリデーは、攻守に優れるポイントガード。ここ数年はケガも多かったが、チームに落ち着きを与えられる貴重な存在だけに、復帰が待たれる。

鋭いドライブで切り込むホリデー。平均16.8得点を記録するなど高いオフェンス能力を持つ選手だけに復帰後の活躍に期待がかかる。