ニック・ファジーカス

写真=野口岳彦

9月13日カザフスタン戦、17日イラン戦に万全を期す

川崎ブレイブサンダースは今日、ニック・ファジーカスが左足関節遊離体摘出の手術を受けたことを発表した。手術は成功し、現在はリハビリ中とのこと。

10月4日の開幕戦には間に合うが、日本代表の活動には大きな影響がありそうだ。8月のアジア競技大会の欠場は避けられないだろう。問題はワールドカップのアジア2次予選で、9月13日にアウェーでのカザフスタン戦、17日にはホームでのイラン戦が控えている。当然、この2試合への出場を考慮してこのタイミングで手術に踏み切ったのだろうが、リハビリ期間があることでコンディションをどれだけ整えられるかは不安もある。

Bリーグ最強外国籍選手が日本国籍を取得し、日本代表に加わると同時に不可欠な戦力となったファジーカス。ワールドカップ予選で彼を欠く戦いはすでに考えられないだけに、順調な回復を願うばかりだ。