ステフィン・カリー

「ゲーム中にはトラッシュトークもあるけど、それが楽しい」

ウォリアーズは現地3月14日にリーグ首位を走るジャズを131-119で下し、連敗を4で止めた。しかし、翌15日のレイカーズ戦では97-128での完敗を喫した。

ステフィン・カリーは試合後に「恥ずかしいパフォーマンスだった。もっと良いプレーをしなければいけない」と言うと、敗因に68失点を許したペイントエリアでのディフェンスを挙げた。「セカンドローテーションが少し遅れていて、失点に繋がった。昨日のジャズ戦とは真逆だったよ。ジャズに勝つためには3ポイントラインでの守備が重要だったけど、今日は180度変わってペイントエリアを守らなければいけなかった。レイカーズにはシューターもいるけど、僕たちのペースにするためにはペイントを抑えなければいけなかった」

この試合でウォリアーズは15得点以上を挙げたのが27得点のカリーのみだったのに対し、レイカーズはレブロン・ジェームズが22得点10リバウンド11アシストのトリプル・ダブル、ベンチから出場したモントレズ・ハレルが27得点5リバウンド1アシスト3スティールを記録し、他にもテイレン・ホートン・タッカーが18得点、カイル・クーズマが17得点とバランス良く得点を重ねた。レイカーズのオフェンス力は際立っていたが、カリーはリーグトップクラスの守備力を称えた。

「彼らが強い理由の一つがディフェンスだと思う。シーズンを通して、一貫したディフェンスができている。それに加えてシュート力もあるから、一気に相手を突き放すことができる。特にレブロンは様々な方法でプレーメーカーになれるしね。それに今日のモントレズは素晴らしかった。ローポジションで僕たちにプレッシャーを与えてきた。ウチがどれだけオフェンスリバウンドを取れたかは分からないけど、彼らはその後のローテーションもしっかりできていたよ」

カリーにとっては悔しい敗戦となったが、それでもレブロンとの対戦は特別な楽しさがあると言う。「常にリスペクトの思いを持っている。僕たちは何年も競争を続けてきた。きっと彼も同じことを言うと思うけど、ゲーム中には情けないことや闘争心、トラッシュトークもあるけど、それが楽しいんだ。高いレベルでの競争をさせてくれる彼には、いつも感謝しているよ」