クリント・カペラ

写真=Getty Images

得点、リバウンド、ブロックでキャリアハイを記録

7月27日、ロケッツが制限付きフリーエージェントになっていたセンターのクリント・カペラとの再契約を発表した。

カペラは、4年目の昨シーズンにキャリアハイとなる13.9得点、10.8リバウンド、1.85ブロックを記録。当初は総額1億ドル(約111億円)以上の条件を希望していたと見られているが、『ESPN』によれば、5年9000万ドル(約100億円)という条件まで譲歩したという。

ラスベガスで開催されているアメリカ代表ミニキャンプに参加しているジェームズ・ハーデンは、カペラがチームと再契約を結んだことを聞くと「彼にとっても良かったと思う」とコメント。「自分たちはバスケットボールが大好きでやっているけれど、家族を食べさせないといけない。そのためにやっているんだ。彼は一生懸命に努力していて、聞く耳を持っている。毎年レベルアップしている。コートに出れば戦う選手だしね」と、続けた。

昨シーズンのロケッツは、カペラが15得点以上を記録した試合で25勝2敗、20得点以上を記録した試合で11勝0敗という戦績を残した。まだ若く、伸びしろも残されていることから、ハーデン、クリス・ポールとのビッグ3は強力な武器になる。

当初から他チームがカペラにオファーを提示してもマッチするつもりだったとはいえ、正式に再契約が決まり、ロケッツも一安心しているはず。近日中にはカーメロ・アンソニーの獲得も成立すると見られているロケッツが、来シーズンの陣容を固めつつある。