グレッグ・ポポビッチ

「ここから何が起こるか次第だけど、僕は参加するつもりでいる」

NBAオールスターの会見でカワイ・レナードは、昨年から1年延期となった東京オリンピックについて「僕はプレーするつもりだ」と語った。『チームUSA』を率いるのはグレッグ・ポポビッチ。カワイの参加が実現すれば、2人の共闘が再び見られることになる。

2011年のNBAドラフトでペイサーズに1巡目15位指名されたカワイは、すぐに交渉権をトレードされたスパーズと契約を結んだ。ルーキーイヤーから先発を任され、2年目からは不動の主力へと定着。3年目にはNBA優勝を果たすとともにファイナルMVPに輝いた。ポポビッチは加入間もないカワイを「まるでスポンジのように吸収する。これほど教え甲斐のある選手はいない。いずれスパーズを背負う選手になる」と評したが、キャリア3年目でそれは現実のものとなった。

その後もカワイはポポビッチの下で成長を続けるのだが、6年目の2016-17シーズンのプレーオフで事件が起こる。シュートを放った着地の際に相手選手の足に乗って足首を故障。翌シーズンも太ももを痛めて欠場が続き、このケガの状態の見立てやリハビリ方法を巡ってカワイとチームの関係が悪化。このシーズンのカワイは9試合にしか出場せず、トレードを要求してラプターズへと去った。

その後、ポポビッチは「カワイはリーダーではなかった」と発言。これに気分を害したカワイが反応するなど、2人の師弟関係は終わったかに見られた。しかし、今回カワイはポポビッチの下で再びプレーする意向を示した。

「僕らの多くは2020年のオリンピックに向けて準備をしていたけど、新型コロナウイルスにより何もかも台無しにされてしまった。ここから何が起こるか次第だけど、僕は参加するつもりでいる」