「年間最優秀守備選手賞に相応しい力があることを証明したい」
セブンティシクサーズのジョエル・エンビードは、今シーズンの目標に年間最優秀守備選手賞の受賞を掲げている。
現地3月3日にホームで行われたジャズ戦では、2017-18シーズンから2年続けて年間最優秀守備選手賞に輝いたルディ・ゴベアとのマッチアップが見られた。いつも以上に燃えていたエンビードは攻守両面で大活躍し、まずは守備で違いを生み出した。ジャズが116-113でリードしていた第4クォーター残り40.5秒、ドライブからフローターを狙ったドノバン・ミッチェルのショットをブロックで阻止し、同点に追いつく望みを繋いだ。エンビードは残り6.5秒で試合をオーバータイムに持ち込む同点3ポイントシュートを成功させ、試合を通して40得点19リバウンド2ブロックの活躍でチームを引っ張り、131-123での勝利の立役者となった。
試合後のインタビューでも、エンビードはあらためて自分こそ年間最優秀守備選手賞に相応しいとアピールした。「僕の個人目標は年間最優秀守備選手賞。そのためには今日のようなプレーが必要なんだ。特にルディ・ゴベアのチームと対戦する時は、守備でも貢献したい。今日のような状況では守備で違いを生み出して、年間最優秀守備選手賞に相応しい力があることを証明したかった」
「個人賞は試合に勝たないとついてこない。今日はリーグ首位のチームに勝てた。まずは勝つことに集中する。試合に勝てれば、他のことはついてくるからね」