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最低保証額は25万ドルと安いが、多額のボーナスが設定される

中国代表としてリオ五輪に出場し、1試合平均20.4得点の活躍したイー・ジャンリャン。彼が先日レイカーズと結んだ契約の詳細が判明した。

『Basketball Insiders』によれば、イーに保証された年俸は25万ドル(約2500万円)と格安だが、高額のボーナスが設定されており、最大800万ドル(約8億円)もの大金を手にできる。

出場ボーナスは20試合から39試合出場だと228万6959ドル(約2億3000万円)だが、40試合に出場すればこの金額が457万3918ドル(約4億6000万円)に、さらに59試合以上に出場した場合は686万877ドル(約6億9000万円)が支払われる。

試合に出場しなくとも、アクティブリストに登録されただけでもボーナスは発生する。10月25日から2017年1月10日までは、リストに登録されるごと1日6701ドル(約67万円)が、そして1月10日以降もレイカーズのロスターに登録されていれば、さらに62万3167ドル(約6250万円)の報酬を手にするという。

イーが活躍することがレイカーズにとって最大の恩恵になるが、フィットしなかったとしても、しっかり『元を取る』ことが可能な契約になっている。

キャップスペース上では、シーズンを通しての年俸額が800万ドルとカウントされるため、イーよりハイランクの選手をトレードで獲得するのに使われる可能性もある。レイカーズからイーを獲得したチームは、同選手を即解雇すれば、キャップスペースから800万ドルを減らせるメリットがあるからだ。

各種ボーナスを手にする以前に、まずはローテーションに入れるかどうかの戦いになるだろうが、イーを取り巻く状況は、日々変化していくことになりそうだ。

リオオリンピックでは予選敗退も孤軍奮闘。アメリカ代表相手に25得点を記録した。