カイリー・アービング

首位シクサーズとのゲーム差は0.5に

本拠地バークレイズ・センターでマジックと対戦したネッツは、序盤こそ2桁のビハインドを背負ったもののすぐに逆転し、129-92で快勝した。

ネッツは第1クォーターの途中で一時2桁のビハインドを背負うも、続く第2クォーターにリーグトップのオフェンス力を発揮し41-19と圧倒して試合をひっくり返すことに成功する。一度リズムに乗ったオフェンスは止まらず、カイリー・アービングが27得点5リバウンド9アシスト、ジェームズ・ハーデンも20得点9リバウンド7アシストの活躍。ランドリー・シャメットもベンチから9本中5本の3ポイントシュート成功を含む19得点、先発のジョー・ハリスも6本中4本の3ポイントシュート成功を含む14得点で援護射撃し、8連勝に貢献している。

アービングは「これはチーム一丸となってつかんだ勝利。これからも謙虚な姿勢で、学び続けるだけ」とコメントした。

試合後にコートでのインタビューに応じたシャメットは、連勝の要因について聞かれると「集中して試合に取り組むだけ」と答えた。「ここはNBAだし、どのチームも強い。特に今シーズンのウチは強豪と位置付けられていて、対戦相手も僕たちに勝とうと全力で向かってくる。そのエネルギーに対抗しないといけない」

またシャメットは、アービングと同様にチーム全員でのプレーを強調した。「誰が点を決めるか、誰がパスを出すか、誰がスクリーンをセットするかは関係なくて、チーム全員でのプレーを心がけている」

ネッツは8連勝により、東カンファレンス首位に立つセブンティシクサーズに0.5ゲーム差に迫った。ケビン・デュラントは左ハムストリングのケガで6試合連続の欠場となったが、ハーデン加入直後から不安視されてきたチームケミストリーは、形が出来上がりつつある。