ジャズ

ベンチメンバー3人で19本の3ポイントシュート成功

ジャズは先日のクリッパーズ戦に敗れ連勝が9で止まったが、リーグ首位を走るチームの勢いはとどまることを知らない。2月22日、ホームにホーネッツを迎えたジャズは球団記録となる28本の3ポイントシュートを成功させて132-110で圧勝した。

序盤から3ポイントシュートを多投したジャズは前半までに29本の3ポイントシュートを放った。これも前半までの3ポイントシュート試投数での球団記録となり、最終的に55本中28本を成功(50.9%)させた。

3点ビハインドで後半を迎えたジャズは、ターンオーバーから崩れ一時2桁リードを許した。それでも3ポイントシュート攻勢から26-2のランで一気に逆転し、その勢いのまま最終クォーターを41-20と圧倒して完勝を収めた。

特筆すべきはベンチメンバーの3人で19本の3ポイントシューとを沈めたことだ。先日、クラブの通算3ポイントシュート成功数でレジェンドであるジョン・ストックトンを超えたジョー・イングルスが10本中7本。今シーズンのシックスマン賞の筆頭に挙がるジョーダン・クラークソンが10本中5本。そして、ジョージ・ニアンが7本すべての3ポイントシュートを成功させた。ニアンはキャリア2度目の20点超えとなり、シーズンハイの活躍で記録を更新する中心となった。

エースのドノバン・ミッチェルは3本の3ポイントシュート成功を含む、チームハイの23得点を記録。記録を更新したオフェンス面が勝因と思われるが、ミッチェルはディフェンスでの勝利と訴えた。「オフェンスが良いように見えるけど、一番大きかったのはディフェンスのエネルギーだと思う。すべてがステップアップして、相手にとってはタフな状況になったんだ」

ジャズは西カンファレンスの平均得点でトップの数字を誇るとともに、平均失点でも同2位と攻守ともに安定している。リーグで唯一勝率が8割を超えており、ミッチェルも「このリーグでNo.1のチームが試合に勝つ」と、チームに自信を深めている。