渡邊

安定したディフェンス力は健在

左足首の捻挫により、4試合を欠場していた渡邊雄太が、本日のバックス戦で復帰を果たした。

85-72とラプターズがリードして迎えた最終クォーター、渡邊に出番が訪れる。開始1分、ディフェンスリバウンドを獲得した直後のオフェンスでは、コーナーからドライブを仕掛けてOG・アヌノビーへパスアウト。アヌノビーのゴール下のシュートを引き出した。

そして、直後のディフェンスで最大の見せ場がやってくる。オールスター選手のクリス・ミドルトンがドライブでペイント内に侵入した際、素早くヘルプに向かい、ミドルトンのレイアップを後ろからブロック。不運にもブロックしたボールが再びミドルトンに渡りイージーシュートを許してしまったが、渡邊のディフェンス力が生きた場面だった。

その後もヤニス・アデトクンボのドライブを防ぎパスアウトさせるシーンもあるなど、安定したディフェンス力を発揮。残り7分42秒でベンチに退いたが、主力を休ませる繋ぎの働きを果たした。

試合は2桁前後のリードを保ったラプターズが110-96で勝利。連勝を2の伸ばし、戦績を14勝15敗とした。明日のティンバーウルブズ戦では勝率5割復帰とともに、渡邊のプレータイムが伸びることに期待したい。